死ぬ間際、良く晴れた窓の外を見ながら
「あぁ、もっとこうしていればよかったな・・・」
とアンニュイな気分に浸る、、、
なんて妄想を一度はしたことないですかね?僕だけ?(笑)
「後悔の全くない人生」っていうと難易度高いですし、それはそれでなんか無味乾燥な感じもしてワビサビが無い、僕は思います(*^-^*)
それでも、「いやぁ、楽しく駆け抜けた人生だったなぁ」と最期を笑顔で迎えたいですよね?
今日はそんな、人生の質に関するふかーい問題をもへーっと語ってみました♪
ラオウ並みに一片の悔いのない人生を送りたい方は是非、うぬ!と聴いてみてください(^_-)-☆
目次
音声配信
この記事の音声は下記のYOUTUBEおよびstand.fmよりお聴きになれます(^_-)-☆
人生の後悔 人の死を看取る、看護師が見てきたもの
看護師さんというと、自然、死に瀕した方の面倒を見ることもある訳です。
いわゆる、誰よりも死を看取ってきた人ですよね?
そんな看護師さんが語る、人が死の間際でどんな風なことで人生を後悔するのか?
気になりますよね?(*^-^*)
そのことを本にまとめた方がいます。オーストラリアの元看護師で、作家でもあるブロニー・ウェアさん。
その著書で、人が死ぬ間際で人生で最も後悔していること、として挙げられているのが、
という事なんです。
確かに、自分のやりたいように生きてこなかったっていう人生を、死の間際で振り返るってのは、まぁ辛いですよね?
僕は正直、割と好き勝手に生きてきてしまっていて、むしろ、そのことで公開しかねないとさえ思うんですが(笑)
なんかそうじゃなくて、
誰かに人生の主導権を握られてしまったりとか、誰かが敷いたレールを歩いてきてしまったっていうのが辛い、
なんてよく聞く話ですよね?
ドラマとかで、受験生とか上手くいってないサラリーマンが、
親が敷いたレールで歩いてきたから、俺はこんななっちゃったんだ!
みたいなことをうったえるのってありますよね。
いや、
いやなら自分でレールから外れればいいじゃん(小声)
とかね、言いたくなるけど、
そう簡単じゃねえんだよ!
と言われれば、それまでだったりして(笑)
とはいえ、自分も心理学の専門家でコーチです。こんな状況はままある訳で、後悔しない生き方のコツ、という事をお伝えしていきたいと思います(^_-)-☆
心理学・コーチが前提として持っている便利な考え方
先ほど書いた通り、私はコーチをしています。知ってました?w
で、こういう過去を後悔しているっていうクライアントさん(お客さん)っていうのは、意外と多いんですよね。
過去が悩みになるって事が普通なわけです。
で、人の過去を扱う上で、凄く大事な心がけがあるんです。
何だと思いますか?
・・・それは
という前提をもつことなんです。
人は常に最善を尽くしている、というのはですね、非常に大事な視点で、コーチとして非常に大事な「あり方」なんです。
例えば、今回のテーマ、死ぬ間際で人生で最も後悔してること。
それは
「他の人に言われた人生じゃなく。自分の生きたい人生を生きれば良かった」
ということなわけですけど、その人のこれまでの人生の選択も、その時はそれが正しい、それが最適だったという事なんです。
少し言い方を変えると、その時の自分はちゃんと最適な答えとして、その人生を選択しているんですね
じゃあ、なぜそれを後悔するのか?
この後悔というのは、あくまで未来の自分が、過去の自分をジャッジしているに過ぎないんです。
例えば、
「あの時、転職をしとけばよかった」
「あの時、周りの反対を押し切ってでも独立をしていればよかった」
ってよく聞きますよね?
もしそうだとしても、当時の自分は最適な判断をしているんですよ。
家族の話を聞いて、
・家族の面倒見なきゃいけない!
・そんな冒険はリスクがあるからしない!
って、いろんなことを考えて、最適解を選択してきたわけですよね?
見失いがちですが、転職しなかった、独立をしなかった、ならそれはそれで、ちゃんと得られてるものもあるんですよ。
会社に長くいることで積み上げてきた信用とか、家族との信頼関係とか、
だから、それを後になって、未来の自分が過去の自分に対して、「いや、あの時転職(独立)すれば、もっと豊かな人生だった!」っていうのは、ある意味無責任ですよね?
コーチングだと、本当によくある事例なんですけどね(笑)
結局、過ぎたことに対する見方を変えなければ、後悔は絶対起きるんですよね。
見方が変わらないから、後悔から抜け出せないんです。
それに、過ぎた事、例えば、独立しなかったっていう選択について、その時はちゃんと最善を尽くしたんだっていう、そういう見方を、少なくともコーチがしないと、一緒になってクライアントの過去を攻めてしまうのと変わりません。
案外大事だと思いません?「人は常に最善を尽くしている」という前提に立つというのは(*^-^*)
本当に、何事においてもそうなんですが、過去の自分がちゃんとその時の最適を選んでいる、そういう風に考える事が出来ないと、どんなことでも絶対に後悔は発生してしまう。
じゃあ、どうしたらいいか?
まず、日々の生活という点では、つどつど何か自分で決断する習慣をつけると良いです。簡単でしょ?
そして、過去には縛られない。過去の出来事を悪く見るんじゃなくて、過去の出来事をちゃんと自分の最善なんだっていう風に見ていく。
この二つができていると、後悔をすることが難しくなってきます(^_-)-☆
起業家や経営者は、自分の人生を歩むことに貪欲
一方、起業家や経営者の方を見ていて思う事なんですが、みんな自分のやりたいように生きるっていう事を大事にしていますね。
みんな、やっぱり何か思うところがあって、自分で事業を起こしているわけで、周りの反対とか、向かい風を乗り越えて、それでも進んでいる人たちではあるんですよね。
なので、私の肌感覚ではありますが、雇われているサラリーマンの方よりも、自分のやりたいことをやるっていうことについては結構貪欲だなぁと感じています。
お金よりも経験を大事にするとか、今しかできないことをちゃんとやろうっていう、姿勢が強いんですよね。
例えば、先日、経営者の方同士のお誘いでスカイダイビングやらないか?という話がありまして、僕は別に事情があってそれには乗らなかったんですが、結構周りの経営者は面白がっていくわけです。
普通、スカイダイビングとか、ちょっと怖いものだったりもするんだけど、スリルを楽しめる、何事も経験!みたいな。
それで、そういうの参加している経営者の方って、なんかイキイキしてるんですよね(*^-^*)
でもです!
とはいえ、みんなが起業したり、リスク取ればいいってことじゃないですよ?
起業したら、自由とともに大きな責任が伴う、ってことにみんな気づくわけですよ。
だから、それまでサラリーマンだったことがどれだけ守られていたか分かる。
それまでは、もっと自由に生きたい!って思っていた人が、「誰かに縛られてたと思ってたけど、守られてたんだなぁ」と思う。だって、会社が責任取ってくれるんですから。
自分のやりたいように生きるという選択するということは、自由な反面、当然に責任も伴う。
こんなのは、釈迦に説法でしたよね?(;^ω^)
でも、それをしっかりと乗り越えているから、起業家とか経営者の方って、後になっての言い訳とか、後悔が無いんだなぁー、ていうのが良く分かりますね。
まぁ結局のところ捉え方ですね!
人生を自分ごととして、自分のコントロールできるものとしてみているかどうかがすごく大事なんです。
7つの習慣が教えてくれる本当に主体的な人生
これはかのスティーブン・R・コヴィー博士の名著『7つの習慣』でも書かれてますが、第1の習慣が『主体的に生きる』っていう事なんです。
でここで言ってるのは、単純に自ら動く、というだけじゃなくて、自分の人生に、自分でちゃんと選択している!という責任を持とう!というそういう話なわけです。
誰かのせいにしちゃいけないんです。
だからテーマの話に戻ると、「他の人に言われた人生ではなく、自分の生きたい人生できればよかった」っていうこのフレーズ
この考えそのものが、実は自分ごととして人生生きてないんですよね。
厳しい言い方かもしれないんですけどね(笑)
それは、自分が生きてきた人生を、他の人に決められた、って勝手に思ってるってことなんです。
でも他の人に言われようが、どんな環境であったのであれ、最終的に行動を選んでるのは自分だっていうふうに思うのが、主体的に生きるってことなんです。
ちゃんと自分で決めるって、周りがどう言おうと違うと思ったら違う選択をすることもできるし、周りが正しいと判断することもできる、
どっちにせよ、僕はその道を行くよ!っていうのが自分ごととして、人生を選択することなわけです。
だから例えば、あの時転職をしておけばとか、独立しておけばっていう後悔をしないためには、
「自分は自分の意思でそれを選んだんだ、人に言われたからじゃないぞ!」って言えるかどうかにかかってますよね?
これができると本当に自分ごととして人生を捉えていると言える。
厳しいですけど、これが出来なければ、どんな生き方しても一緒です。
どんな生き方をしても後悔しない人はしない
結論を言うと、「他の人に言われた人生ではなく、自分の人生を生きればよかった」っていう人は、他にどう生きても後悔します。
だって、そういう心のメカニズムだから(笑)
でも、これが人生の活路になると思うんですが、反対に、どんな生き方をしてきたとしても、後悔しない人はしないんですよ
それは自分で主体的に生きてるから、自分事として人生を生きてるからっていうことなんですよ。
後悔しない生き方をしましょうっていうのは、後悔しない選択肢をする、ということではなくて、自分でちゃんと選んでるよ、っていうことをしっかり感じて生きてくっていうことです。
これは心理学的にみても、僕の人生経験上でもそうです。
という事でまとめです。
「他の人に言われた人生ではなく、人生を生きればよかった」っていう人は、他にどう生きても後悔します。
大事なのは、今日生きる一日を、自分ごととして、何をどう選択するか自分で決めて、生きていくという事です。
そういう生き方をすると、意外と自分のコントロールできる範囲は広いんだって気づけますよ。
そうすると、毎日が豊かなものになっていきます。日々、自分の人生の主(あるじ)として生きることがオススメです(^_-)-☆
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