売上方程式_リピート率を上げるための第一ステップ

マーケティング

引き続き売上方程式に関するお話です。私の尊敬する経営者『森本秀樹』さんから学んだ、ビジネス構築のポイントです!

前回は安定的にビジネスを行う上でのキーとなるステップ『リピート』の重要性についてお伝えしました。今回はその『リピート』率の高め方についてお話していきます。

 

お客さんが離れる理由

リピート率を高めるポイントにおいて大切な視点が、『なぜ、お客さんが離れるか?』です。この問いをクリアすることができれば、お客さんが離れないビジネスとなっていきますよね?

 

お客さんが離れる理由は以下の3つだといわれています。

1.商品・サービスが気に入らない

2.商品、サービスに飽きた

3.忘れてしまう

1は最も分かりやすい理由ですね。商品・サービスに満足できなかったということ。

2もイメージしやすいです。しばらく使ってくれたけど、飽きてきてしまったというケース。これも満足度と関係しそうですね。

実は、最もお客さんが離れる理由は、上記の1、2ではなく、3の『忘れてしまう』ということなんです。私もこの話を森本さんにお聞きしたときは驚きましたが、言われてみればなるほど!となりました。

私たちは様々な商品・サービスを日々受け取ってますが、たいていのものは『買ってしまったら、そのあと忘れて』ます。例えば、先日我が家では、フライパン・鍋のセットを一新しました。それは今使っているフライパンがもう7年以上使っていて、焦げ付きやすくなってきたからです。

なので、新たに新調するぞ!となったのですが、何をどう調べてよいかわからず、ネットで『フライパン オススメ』とか調べて、いろんな方の口コミを確認して、結局ティファールのフライパン・鍋セットを購入しました。

話を戻すと、今回、正直、もう買った時の事なんか忘れていました。人は買ったものを覚えてられないですね。だから、『3.忘れてしまう』これは納得です。

 

リピートの第一ステップ『休眠顧客にアプローチをする』

なので、商品・サービスを売った後、そこからが本当のビジネスのスタートで、『更に関係を構築する』と言うことがリピート率向上の秘訣となります。

例えば、今回フライパン・鍋を新調しようと思った時、もともと7年以上までに購入した業者さんとの関係が続いていたらどうでしょうか?

私が商品を買った後、売り手側から、定期的に『フライパンはこう使うと良いですよ』とか『もう◎年使ってますが、そろそろ焦げ付きとか気になりませんか?』『長く大事に使う方法をお伝えします!』とかメッセージをもらっていたら、私はフライパン・鍋だけでなく、他の調理器具も含めて、その売り手側からいろいろな商品を買っていたのではないかと思います。選ぶのも労力ですからね。

少なくとも、今回のように『だいぶフライパンの焦げ付きが気になってきたな』というタイミングで、『こんなフライパンどうですか?』とメッセージが来たら、話を真剣に聞いているはずです。何故なら、『何を買ってよいかわからなくて、誰かに教えてほしかった』ぐらいですから。

リピート率を上げる、まず第一ステップは、『休眠顧客にアプローチする』です。言い方を変えると、売れたところが商売の真のスタートと考え、お客さんとの関係構築に力を入れていくことが大切です。定期的なメッセージを発信はそのことを可能にしていくでしょう。

 

まとめ_リピート率を上げるための第一ステップ

お客さんが離れる理由の最も多い要因は『忘れてしまっている』と言うことです。逆にいうと忘れられない関係性を日々構築していくことが大切と言うことです。なので、リピート率を上げる第一ステップは『休眠顧客にアプローチする』と言うことです。

自分の身の回りの物を見ても、売ってしまったら終わり、と言うものに溢れています。素晴らしいビジネスは、むしろ、『売れたところが商売の真のスタート』と考え、お客さんとの関係構築に力を入れていくことが大切です。定期的なメッセージを発信はそのことを可能にしていくでしょう。

真の資産は商品・サービス、或いは顧客リストではなく、『お客さんとの関係性』である。そのことを示してくれる話です。日々関係性構築していきましょう(^_-)-☆

 

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