『この世界の片隅に』誰もが価値を生める世界に

先日、Amazonプライムで『この世界の片隅に』というアニメ映画を観ました。戦時中の生活、家族、恋愛、生死を描いた作品で、大変心動かされるものでした。当然に戦争のむごたらしさも描かれていますが、どこか少年少女期の懐かしさや、絵本を見ているような清純な感じを思い起こす、本当に良い作品です。

しかし、映画評は他の方に譲りまして、私にとって最も気づきになったのは、『戦時中と今の、生活や価値観の違い』についてです。今がとても良い時代になったと感じるとともに、その礎に戦争を乗り越えた先達の皆様の命があることに感謝です。

 

昔の家事、大変すぎないすか?!

映画を観ていて、最も印象に残っているのが、『昔の家事大変すぎ!!!』と言うことです。いや、私が想像しているずっと上のレベルでした。まず、水を井戸から汲みにいかなければならない。バケツ持って井戸に水を汲みに往復ですよ。

ついこの間、水道工事でうちのマンションが一日断水しましたが、それだけで『水道使えないって不便!』って思ってました。トイレ流すのもペットボトルでお風呂にためておいた水を便所タンクに入れて、ようやく1回トイレ流せるんです。6リットル必要なんです。もう凄い不便なんだなーと思ってましたが、この時代はそもそも水洗じゃないですよね!そうするとメンテナンスも大変ですよね!

また、火は薪で起こしてます。火加減は仰いだり、薪減らしたりですよ。今見たくコンロひねるどころではないですよ。

そして、だしは煮干しですよ。煮干しのはらわた一個一個取りますよ。夕飯作るのに何時間かかるんだ!って感じです。

と言うように、高々今から数十年前、この国の家事はそれはそれは大変だったんだなぁと感心しました。だからこそ、男は外に仕事に行って、家のことは奥さんが一生懸命やるという生活が構築されて行ったのでしょう。そして、核家族ではなく数世帯同居することで、家事をお母さんやお嫁さん、お姉さんなど数名で集中して行えるようにして、効率的に運用する仕組みができていたのでしょう。それは、女性の社会進出はなかなか進まなかった文化だと納得しました。

 

家事が楽になった現代の家庭と仕事のあり方

さて、私は最近、テレワークで基本おうちにいますので、奥さんと一緒に家事をやるようになってきました。改めて、家事の大変さを実感しています。ごみ捨てるにしても、ごみ捨て日をちゃんと確認して、その前日にごみを仕分けて準備したり、料理だって食材とメニューをよく考えて、作らなければなりません。掃除だって定期的に行い、家全体が常に保全されるように努める必要があります(意識してやること決めておかないと忘れますよね)。これは、なかなか大変です。

ですが、それでも戦時中に比べると、家事はものすごく楽になっているんですよね。いや昔はすごかったんだなぁと思います。その一方で、家事に対して、ビジネス、お仕事は楽になったかと言うと、おそらくは必ずしも楽にはなっていないと思います。依然日本の残業時間は高い水準なままですし、数字としてはでていなくてもサービス残業は横行しています。

でも、女性の社会進出は家事が楽になったこともあると思いますが、増えています。どういうことか、これ、家事、男性もやらにゃあいかんかもしれません。特に共働きの家庭は。

だって、女性も会社で働いているんですもん。しかも仕事は別に楽になってないんですから。

一方、それと同時に、女性も男性も関係なくビジネスをするべきとも思うんです。家事労働が楽になったことで、女性も男性も、誰しもが自由に働いて価値を生みだせるようになったんですから。しかも、今はやりやすいことに会社に勤めなくても、パソコンとインターネットがあればビジネスができる時代です。

これは、男性だから働けて、女性だから家事をする、という言い訳できないです。男性も女性も仕事も家事もできますしね。なので、これからの家庭生活のスタイルは、妻も夫も働くし、妻も夫も家事をする、もっと言うと子供だって若いうちから働いたり、家事をして然るべきかもしれません。

 

まとめ_誰しもが自由に価値を生めるようになった

現代、戦時中に比べてものすごく家事労働が楽になりました。問いより、戦時中の家事労働ってものすごい大変なものでした。

そして、楽になった結果、女性の社会進出が推進されました。一方で、男性も女性も働き、男性も女性も家事をする時代と言えますし、言い方を変えると、『誰もが自由に価値を生める時代になった』と言うことです。

これからの家庭生活のスタイルは、妻も夫も働くし、妻も夫も家事をする、もっと言うと子供だって若いうちから働いたり、家事をして然るべきかもしれません。

こうした、生き方が増えてくると、世の中みんなが生産者。社会を幸せにする事業家ですから、世の中はよりよくなっていくと捉えても良いのではないでしょうか(^_-)-☆