先日、マーチャントクラブの勉強会で、コーチングの達人であり、卓越したマネージメントスキルの持ち主である森本秀樹さんの講義を拝聴しました!
当然、コーチングのノウハウのご教示も本当に素晴らしいもので、日常から実践して身に着けられる、本格的なものでした。一方、それ以上に森本さんの半生をプレゼンいただいた、濃厚な『自己紹介』、これがすごかったです!
やっぱり、成功している経営者の方のマイストーリーは心を惹きつけるものがあります。我々聴衆からみても、このストーリー自体が大きな資産に他ならないです。今回は、よそでは決して聞けない森本さんの赤裸々な人生ストーリーを通じて、感じた成功者のエッセンスをお伝えします。
※森本さんはYoutubeライブなどで、ビジネスの学びを発信されてます。興味のある方はこちらをどうぞ!私から見ても、超有料級の情報を惜しげもなく発信されていて、神はいた!と正直に思っています(笑)
自分の好きなこと、信念に忠実に生きていること
森本さんのストーリーを聞いて、真っ先に感じたのは、『信念』のある人だ!ということです。それは、ある意味で自分に正直に生きているということでもあります。だからこそ、ぶれずに成功できているのだと感じます。
例えば、森本さんは大学受験のために和歌山から上京しますが、眠らない街『歌舞伎町』に惹かれ、大学にはいかず、歓楽街でフリーターをします。当時フリーターと言えば、落伍者かのような扱いだったとご本人もおっしゃってますが、そこは森本さん、バブル期の歌舞伎町の歓楽街で19歳でありながらもフロア責任者を任されるなどの活躍をされます。
『和歌山から出てきて、眠らない街歌舞伎町に惹かれないわけがない!』そんな、自分に正直な生き方は、変に頭良さげに生きることよりも魅力的な信念じゃないでしょうか。
あのジェームス・スキナー氏を怒らせる(笑)
25歳の時に、中小企業に勤めるも、そこは典型的なブラック企業、朝から晩まで働かざるを得ない環境で辞めたくなるものの、『ここで辞めても、今の実績じゃ転職しても同じようなところにしか行けない』と思いなおし、『ここでNo1を取ってやる!』と奮起して、本当に1年で営業No1を取ってしまいます。
そして、不思議な縁で簿記と出会い、通販社の経理職に就き、そこであの有名な神田昌典さんや、本田健さんと出会います。そしてそうした縁を通じて、これまた有名なジェームス・スキナー氏の合宿セミナーに参加することになります。
一介の中小企業管理職でこうした凄い人との縁はもちろん、ジェームス・スキナー氏のセミナーに参加するのもすごいですが、森本さんの凄いところは、そのジェームス・スキナー氏を怒らせてしまう、ことです(笑)
ジェームス・スキナー氏のセミナーでは、最後に喫煙者を禁煙させるカリキュラムがあることがひそかに知られていますが、この頃、森本さんは喫煙者、それで喫煙者は教室の前に出て、ジェームス氏の禁煙指導を受けるわけです。端からみんな『禁煙します!』と宣言する中で、いよいよ森本氏の番、そこで森本氏はなんと『禁煙はしません!』と言っちゃいます。
もちろん、ジェームス氏も単純にメンツや感情的に怒るということではなく、セミナーカリキュラムとしての、禁煙の価値提供ですから、それは真剣に森本氏を説得したのでしょう。おそらくそれが、『怒っている』ように見えても不思議ではありません。
これ、なかなかそんな場で一人『やりません!』と言えるものではないと思います。だって、周りからの同調圧力すごいですから。でも、単純にそのころタバコを辞める気がなかったのに、自分にも相手にも嘘はつきたくない!という信念は曲げなかったのがすごいです!
成功する人って、やっぱり本当に強い信念を持っていますし、反対意見や同調圧力を恐れない勇気があります。
※結局、その場は紳士的なコミュニケーションの結果、『長い目で見ていずれタバコは辞める』という宣言を持って、良好に終了したそうです(笑)
森本秀樹さんからの学び『強い信念を持つ』のまとめ
森本さんの凄さの1つは、その『信念』の強さだと私は思いました。19歳で歌舞伎町のフロア責任者を任されるのもそうですし、逃げ出したくなるようなブラック企業で営業でNo.1を取ることについても、その根幹はその『結果を出す!』という信念の強さにあると思います。
その顕著な例が『ジェームスを怒らせる』という出来事に表れています。森本さん本人はいわゆる面白い話という意味でもこのことを話してくださいましたが、私はそんな『自分にも相手にも嘘をつかない』、そんな信念を持つ森本さんの姿勢は本当に素晴らしいものだと思います。一見ここで嘘をついて周りに同調することは、大人な対応に見えるかもしれません。ですが私はそれは違うと思います。まして、人の潜在能力を開発するセミナーという場において、同調圧力でトレーナーに迎合するのは、ジェームス氏に対して失礼というものです。
そんな自分にも相手にも真摯な姿勢が、森本さんの成功の源の一つではないかと私は思います。真に誠実に生きる。とても勇気がいることかもしれませんが、一緒に目指していきませんか?(^_-)-☆
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