願望に忠実になること~感情を前向きなエネルギーに変える~

マーチャントクラブ

先日、マーチャントクラブの勉強会で、埼玉県三郷市の市議会議員であり、デザイナーとして活躍したのち、起業して事業経営している『柳瀬勝彦』さんの講義を拝聴しました!

成功する事業家の方の人生ストーリーに触れることができ、本当に勉強になりました。柳瀬さんは、デザイナー、経営者、ボランティア、市議会議員と本当にマルチに活躍されている方で、勉強会での話には様々な学びがありましたが、その中でも私が感じた、柳瀬さんの最も凄いところは『願望に忠実で、どんな感情も前向きなエネルギーに変える』というところです。

これは、成功する経営者に共通する要素でもあると思うので、紹介したいと思います。

 

柳瀬さんの活躍とその動機

柳瀬さんは大手デザイン会社で大活躍されて、私たちが知っている様々なもののデザインを手掛けてこられています。昔のVodafoneの店舗デザイン、Softbankのデザイン、ディズニーリゾートやサンリオなど、本当にメジャーなデザインを手掛けてらっしゃって、その活躍ぶりがうかがえます。

そして、独立起業された後も、これまた名の通ったデザインを手掛けてらっしゃり、本当にその実力、信頼度は折り紙付きということです。普通大手企業の看板がなくなると仕事を取るのは大変です。企業の看板ではなく、『柳瀬さんだからこそ仕事を頼みたい』というお客さんが数多くいらっしゃるのは本当にすごいことだと思います。

更に、ネットビジネスで、せどり、輸出、セミナービジネスなど様々な分野にチャレンジされたり、様々なボランティア、デザイナーとしての社会貢献をされ、何より55歳にして市議会議員選挙にチャレンジし、無事当選。今では、埼玉県三郷市の市議会議員と事業家の二足の草鞋を履いて大活躍!という半端ないバイタリティの方です。

そんな、八面六臂な活躍の源は、本当に純粋な感情で『モテたい!』ということです(笑)

高校時代にバンドとテニスに勤しんだのも、女子に『モテたい』から。そして、テニスでは関東大会に出場する腕前に!工業高校出身なのに難関の多摩美術大学の建築学科に入学したのも、自分の家を自分で設計したい!という想いと、美大なら女子が多いので『モテたい』ということ。デザイナーとして就職して、大活躍する際は、名だたる大手の企業経営者に『モテる』ことを体験しています。市議会議員になってから、子どもから大人までみんなに『モテて』います。

 

願望と感情を推進力に変える

『モテる!』ということをモチベーションの源泉にしていると、少し軽薄な印象を受けるかもしれませんが、高校時代テニスでは東京代表として関東大会に出場するなど、しっかりと実績を残しています。

また、工業大学の建築学科では男子学生ばかり、一方で美術大学なら女子も多くモチベーションが上がる!と、美術大学を目指しますが、美大の試験はデッサン実技があります。しかも、デッサンなんか未経験、普通受かるわけがありません。でもそこは柳瀬さんの凄いところ、浪人はするものの、高校の美術の先生に教えを請い、美術大学の実技対策をしてもらい、無事、一般大学でいう慶應早稲田レベルといってもよい、多摩美術大学に合格されてます。

ビジネスに身を置いてからも、会社員時代は超有名企業の経営者相手にプレゼンをし、デザイン案件を勝ち取る等、経営者から『モテる』ことに力を存分に発揮しています。

大事なことは、『モテる』というシンプルな動機をエネルギーに、目標達成のためにしっかりとやるべき努力をしていくということです。

また、柳瀬さんの感情のを推進力に変えるエピソードがあります。柳瀬さんはネットビジネスに500万円程度を投資してきて、さまざまなビジネスを経験しています。

その中で、とあるネットビジネスの経営者に対し、『あの人は自分なんかよりもずっと年下だけど、頭が良くてうまく稼いでいて、悔しいなぁ!』と、ある意味、少年のように感情を露わにしていました。

でも、柳瀬さんは自身の市議会議員としての活動に触れ、『あの人(先ほどのネットビジネス経営者)はお金を稼ぐことはできるけど、自分のように政治をデザインすることはできない(笑)』とおっしゃいます。とても爽やかで前向きな発想ではないでしょうか?

ビジネスをしていると、凄い人に出会いますし、較べてしまい、心がくじけることもあります。だから、私はあまり、較べたりせず、あまりそのことに目を向けようとせずにしてきましたが、柳瀬さんは、真っ向からそのことを直視し、そこで僻みのような感情が出てきても、それを『自分ができること』に向けて、ポジティブなエネルギーに変えて、行動しています。このことは、ぜひとも見習いたい姿勢と感じました。

目を背けず、しっかりと見て、自分の感情とも向き合って、そのことを自分の願望を達成するための原動力に変える、このことを実践していきたいと思います(^_-)-☆

 

まとめ_願望に忠実になること~感情を前向きなエネルギーに変える~

多方面で大活躍の柳瀬さん。その生き方は、本当に大切な学びとして、実践していきたいことだらけです。そんな中でも、『モテたい』というシンプルで純粋な動機や、時に嫉みになってしまうようなネガティブな感情も、前向きなエネルギーに変え、夢を実現する推進力に変えることが、柳瀬さんの体現している半端ないことだと、私は感じました。

自分の純粋な動機を明確にする。まずはここから改めて考えていきませんか?

(^^)/

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