『時間がない』はうそ?タイムマネジメントの矛盾

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『時間がない』良く聞く言葉ではないでしょうか?『いつも問題になるのはだいたい時間だ』とか。私もよく思ってました(笑)一方、最近はいろいろな本や、先輩に出会い、この『時間がない』という感覚がなくなってきました。大切なのは、タイムマネジメントではなく、行動マネジメントです!

 

『時間が無い』『忙しい』と言っている人ほど、無駄なことで時間を使っている

いろいろ勉強し、実践してみたうえで、感じるのは『時間が無い、とか、忙しいと言っている人ほど、無駄なことで時間を使っている』ということです。例えば、前職ではメチャメチャ忙しいと言って、テキパキ振舞っている会社の役員の人がいました。この人について、私の先輩が、凄いなーと思ったので、忙しそうに会社携帯を操作しているのを後ろからのぞいたら、『パスドラ』をやっていたということがありました(笑)

時間が無い、と言っている人ほど、なんかよくわからないことに時間を使ってます。だらだらテレビを見るとか、意味もなく飲みに行くとか。自分はここ一年近くの間でかなり生活様式を変えてみたのですが、そのうえで気づいたのは、『不必要な行動を無くすと時間が増える!』ということです。

実は昨年2019年8月から、ふと思い立ってお酒を辞めています。なんかやる気が出るかなぁ、と思って、『売上200万円/月 超えるまでお酒やめる』ってしてみたんですね。そうしたら、体調良くなって、睡眠の質もよくなって、昼間の集中力も高くなって、さらに痩せるし、あらゆる数値(検診)が良くなるし、といいことづくめで、『なんでお酒飲んでたんだっけ?』と思うようになりました(現金なもんです)。

その中で、最もよかったなぁ、と思うのが、『ビジネスを頑張る時間が増えた!』ということなんです。ここ3年以上、会社員をやりながら自分のビジネスも構築してきたので、かなり時間のやりくりは頑張ってきたつもりでした。

しかし、『めっちゃ無駄ばっかりだった(笑)』だって、毎日晩酌してましたし、一日下手すれば数時間飲んでましたから!!!その時はそれでも、凄い無駄なく時間使って仕事してるなぁ、でも時間無いなぁ、って思ってました。

今は、毎日ビジネスのための行動ができますし、しっかり休むときは休み、家族との時間も大事にできていると実感しています。何かを止めることが、自己マネジメントのファーストステップですね!

 

【真実】時間はコントロールできない

世の中で勘違いされていることだと思うのですが、タイムマネジメントという言葉があります。これ、日本語に訳すと『時間管理』で、時間はコントロールできるものという印象を与えますよね?でも時間はコントロールできません。だって流れるだけだし。時間止めたり、増やしたりできないんですよ。アンコントローラブルなんです。

じゃあ、一日をどう有意義に過ごせばよいか?というと、それは、行動をマネジメントすることなんですね。自分でコントロールできるのは自分の行動なんです。だから、今日、どう時間を使うか?ではなく、今日は何をやろうかな?ということの方が大事です。

最も簡単な方法は、明日やること、今日やることを決めておく、ということじゃないでしょうか。あらかじめ、一日で自由に使える時間をはじめに決めて(ここで、不必要な行動を減らせば、その分、使える時間が増えます)、そこにやりたい行動を放り込んでおきます。

会社から帰ってくるのが18時だったら、そこからお風呂入ってごはん食べたら、20時で寝るのが23時なら、使える3時間の間にやる行動を決めておきます。あとはそのことに集中して行動するだけです。端的にいうと、目標のために必要な行動を決めておいて、それを人生の空いている時間に放り込んでいくだけです。

このことが意識できると、逆説的ですが、周りからは『時間の使い方が上手』と映るようになるのだと感じます。

 

まとめ_真の時間の使い方『行動マネジメント』

時間を有効活用するには、①日常の不必要な行動を減らす、②空いた時間に必要な行動を入れる、のツーステップです。

更に、効率化するには、③行動をシステム化する、④行動をアウトソースする、⑤やることを生産的に後ろ倒しする、というような手法もあります。これは、名著(と松崎が思う)『時間投資思考(ロリー・バーデン著 ダイレクト出版)』がメチャメチャ参考になりますので、お勧めです!(^_-)-☆

 

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