世界一簡単なタバコの止め方

私が世界一簡単だと感じたタバコの止め方を紹介します。簡単だけど効果絶大です。

 

◆タバコを止めて得られることをリストにする

やることは2つ(2ステップ)です。

1.タバコを止めて得られるメリットを100個、手帳に書きます
2.毎日それを黙読します

 

めちゃめちゃ簡単でしょ?

「いやいやいや、そんなアホな・・・」
「そんなことで止められるならチャンピックスなんかいらんでしょう!」

と声が聞こえてきそうですね(笑)

でも、私がやったのは基本これだけです。ちゃんと止められました。メチャメチャ単純な方法ですが、ちゃーんと人間の心理と行動の構造に基づいて考えられているやり方です。

だからこそ、単純に見えて、やり方を正しく行わないとうまくいかない可能性があります。なので、原理、理屈も含めて、補足をしますね。

 

◆人は快を求めて、痛みを避ける

楽しい簡単

「人は快を求めて、痛みを避ける」

これは、NLP心理学の基本で説明される人間の行動の仕組みです。人は「快」すなわち心地よいこと、気持ちよくなること、つまり快楽を求め、逆に、「痛み」、不快なこと、苦痛、辛いことを避けるようにできています。

これは、人間も動物だから、生命維持のために安全を求め、危険を回避する、至って正常な本能とも言えます。

例えば、食事は「快」の代表格ですね。自分はラーメンが大好きなので、美味しいラーメン屋に行くなら、お昼、会社からちょっと遠くても、食べに行ってしまいます(笑)

「快」がもたらす行動力はすごいですよね!あなたも、好きな食べ物、好きな女の子とのデート、好きな漫画など、「快」を求めて、行動力を発揮したことはないですか?

一報、「痛み」もまた私たちの行動に大きな影響を与えます。私は毎朝5時半に起きて、少し早めの電車に乗って座って出勤する生活を続けてきています(始発駅の近くに住んでいるので)。

これは、ぎゅうぎゅう詰めの満員電車が、とてつもなく「不快(痛み)」だからです。朝眠くて、起きるの大変ですが、それでも満員の中、立って通勤する苦痛を避けるためなら我慢できてしまうのです(笑)

『痛み』を避ける、これもまた強力な行動力を発揮します。

 

◆『痛み』ではタバコは止めにくい

昭和サラリーマン

さて、ところでですが、なぜタバコは止めにくいのだと思いますか?依存性があるから?ストレス解消になるから?吸う仲間で集まるから?

どれも間違っていないと思います。でも本質ではありません。本質は『痛み』にフォーカスするからです。

『どういうこと?』『意味わかんない』と思うかもしれません。ちゃんと説明しますので、安心してくださいね。

人は、『快』を求め、『痛み』を避けます。どんな行動にも大抵の場合、このどちらかが関係してます。禁煙の場合、これが極端に『痛み』にフォーカスするんですね。

さて禁煙のきっかけってどんなことがあるでしょう?大抵、

・タバコは体に悪いから
・家族に嫌がられるから
・お金がかかるから

こんな感じですよね?どれも『痛み』を避けることがきっかけなんです。一方、実際しばらくタバコを吸わないとどうなるでしょう?

・タバコが吸えないとイライラする
・もう吸えないと思うと口寂しい
・タバコ仲間との関係が悪くなる
・どうやって仕事区切りの休憩をしていいかわからない
・イライラして仕事でミスするかもしれない
・眠気が我慢できない
・タバコを吸わないと格好悪くみられる

これもぜーんぶ『痛み』(不快・不安)なんです。さぁ、思い出してください、人は『快』を求めて、『痛み』を?

そう、『痛み』を避けるんですよね。だから、タバコを吸って『痛み』を避けるんです。だから止められないんです。

さらに、タバコはイライラしたときに吸う人が多いですよね?イライラ(痛み・ストレス)を感じると、吸いたくなって、さらに吸うハードルも下がってるんです。

すごいメカニズムですよね!とにかくもって『痛み』が多くて『快』が少ない。場合によっては『快』がない。

 

◆『快』と『痛み』のバランス

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痛みを伴う行動をするときは、必ずそれを上回る『快』がないと行動が続けられません。だってそうじゃないですか?歯を食いしばって努力しても、その先に望ましい未来(快)がなければ挫折してしまうでしょう。

最初に例を挙げた、満員電車を避けるために朝早く起きること、これは『眠いけど起きる(痛み)』と同時に『電車で寝て行ける(快)』という『痛み』と『快』のバランスがちゃんと取れています。

・30分早く起きることで、1時間電車で寝れる(得) 
・早く起きることで、ゆったり朝の準備ができる
・早く会社に着くことで、読書ができる
・会社に一番に着くと、周りからの印象が良い

などなど、『痛み』を上回るバランスで『快』があるから行動を続けられます。

野球のスーパースターである『大谷翔平』さん。二刀流でしかも大リーグで活躍。超絶大スターです。天才、恵まれた才能、体格、本当に野球の神に愛された存在と言えるでしょう。(すみません。私野球よく知らないので適当なこと言ってます 笑)

でも、大谷さんのすごいところは、努力や習慣化の天才だと私は思います。なぜかというと、しっかりと野球漬けのルーチンを習慣にし、日々研鑽を重ねているからです。

例えば、彼は先輩から誘われてもお酒を飲みにはいかないそうです。プロ野球の世界はいわば部活を超えた厳しい先輩後輩のタテ社会。先輩の誘いを断るのは並大抵のメンタリティではできないことでしょう。

それを気にしたコーチが「先輩の誘い断って大丈夫?嫌われないかい?」と聞いたそうです。すると大谷さんはこう答えたそうです。

「自分は世界一の選手になるんだからお酒を飲まない」
「世界一の選手になったらみんなが僕のことを好きになる」

メチャメチャストイック、鋼のメンタリティ!一気に大谷さんのことが好きになりました。(多分、野球見ませんが(笑))
※上記は2020年3月28日フジテレビで放送された『ジャンクSPORTS』という番組で紹介された内容です。

 

◆将来の大きな『快』をしっかりともつ

この大谷翔平さんのエピソードは習慣化、とくに禁煙にもすごい役に立つ本質が隠れています。それは、強烈な『快』を常に持つということです。

大谷さんは、『世界一になる』ことの強烈な『快』を持っています。その中の一つは『世界一になったらみんなが僕のことを好きになる』ということですし、もっともっと『世界一』になることと素晴らしい状態(快)が紐づいているはずです。

そう、ストイックな行動には、強烈な未来の『快』が必須なんです。大谷翔平さんも、イチローさんも、ケイスケ・ホンダさんも一流に活躍するプレイヤーは大きな夢(=『快』)を持ってます。

一方、話を戻して『タバコを止める』というときはどうでしょうか?タバコを止めた先の豊かな未来(強烈な『快』)を持ってますでしょうか?ふつうは持ってません。だから、『痛み』に負けて挫折します。

だから、大きな大きな『快』を、タバコを止めるその先に創ってしまえばいいんです。そうすれば、『タバコを吸わない』という行動をするだけで強烈な『快』を感じますから、タバコを止めるのが楽しくてしょうがなくなります。

(余談ですが、上記の番組で、大谷翔平さんを知るゲストの皆さんが声をそろえて言っていたのが、『彼は野球ができればそれで幸せ』ということです。それだけ野球が楽しくてしょうがないんですね)

 

◆未来の強烈な『快』を行動に紐づけるには

さて、どうすれば行動を習慣にするために、タバコを止めるために強烈な『快』を行動に紐づけられるでしょうか?そうです、それが冒頭にお伝えした、

1.タバコを止めて得られるメリットを100個、手帳に書きます
2.毎日それを黙読します

ということです。

めちゃめちゃ簡単だけど、めちゃめちゃ効果があるのが伝わったのではないでしょうか?自分がどうしてもそこに行きたくなる未来、そんな未来を手帳に100個書くんです。

・健康になれる
・息が臭くならない
・ごはんが美味しくなる

こんな数個じゃ足りません。こんなんじゃ、タバコの誘惑に勝てる『快』にはなりえません。

・家族に愛される
・女性にもてる
・どんなことでも習慣化できるノウハウを身に着けることができる
・禁煙の本を書いて大金持ちになれる
・依存症に苦しむ人を救うことができる

そうです、こんな感じでどんどん豊かな未来をリストに書いていきます。事実かどうかは問題ではありません。自分がそのことを想像すると『快』感じられれば良いんです。

それに、大谷翔平さんが世界一になって、本当にみんなから好かれるかは、わからないじゃないですか(笑)

できるだけ100個書きましょう。そして、毎日、できれば一日の行動のはじめである早い時間、朝が良いです。出勤前に喫茶店で落ち着いてコーヒーを飲みながらとか、リラックスしながら、毎日豊かな未来を眺めましょう。
※もちろん家で見るのでも問題ないです。

そうすると、『タバコを止める』という行動やそのことを考えると自然に強烈な『快』が再現されます。また、誘惑に対しても堂々とにこやかにタバコを吸わない理由を答えることができるでしょう。

さぁ、レッツ禁煙習慣化!