オンラインサロンをはじめ、コミュニティビジネスが流行っていますね。
そんな中、これから自分もコミュニティビジネスをやろう!とか、いつかは自分のコミュニティを持ちたいな!という人もいるのではないでしょうか?
それで、コミュニティ運営者というと、何千万とか億稼いでいる経営者とか、カリスマ性のあるリーダーとかを想像してしまいませんか?
私はそうでした(笑)。
ですが最近いろいろなコミュニティ運営者の方と出会って分かってきたのは、コミュニティ代表者に桁外れな収入実績とか、類まれなカリスマ性とか必ずしも無くても問題ないということ。(もちろんあったらそれは凄い武器になると思うのですが。)
今回は、そんな複数のコミュニティに参加した私の目線でお伝えする、長くコミュニティを続けている運営者の方に共通する適性について。
コミュニティの主役は誰なのか?
私は最初、ビジネスコミュニティの主役って、コミュニティの運営者だと勝手にイメージしていました。コミュニティに入ると、とにかく運営者の方が先生としてノウハウを教えてくれる、そんなイメージ。
でも、よくよく考えると、それだったらコンサルで良いんですよね。或いは、グループコンサル。コミュニティって直訳すると共同体ですから、先生から一方向で指導するだけなら、共同体とも言い難いですよね。
わざわざコミュニティとしてメンバーが集まるのであれば、メンバー同士の関係構築とか、チームで成果を出したり、メンバー同士での活動があるのが本質ですよね。
では、コミュニティの主役は誰なのか?
もうお気づきかもしれませんが、コミュニティの主役は、参加するメンバーですね。
参加するメンバーが成果を出したり、経験を共有する、当事者は代表者ではなく参加メンバーなんです。
なので、コミュニティ代表者が気をつけなきゃいけないのは、『自分が主役にならないこと』ではないかと思います。
もちろん、ノウハウを伝えるコミュニティであれば、ある時は先生として自身がメンバーをリードしてレクチャーすることは大切ですが、それはコミュニティの目的の一部ではないかと思います。
やはり、参加メンバーにスポットが当たる場を準備するのがコミュニティ運営者に必要な視点でしょう。
コミュニティ運営者の仕事は◎◎に似ている?
そんなコミュニティ運営、私がいくつものコミュニティに参加して感じた、長く続いているコミュニティ運営者に共通する気質は、、、
『幹事気質』ということです。
飲み会の幹事って、どんな仕事をしていますか?
・いつ飲み会をするか、スケジュール調整。
・どんなお店なら参加者が喜ぶか、お店探し。
・メンバーの自己紹介やゲームなど、飲み会中のイベント企画
・司会進行
・お金の管理
上記は、いずれもコミュニティ運営者にとっても必要なことだったりします。メンバーが参加しやすい日時場所を考え、メンバーにスポットライトが当たるようなイベントを考え、ファシリテートしていく、もちろん売上管理もしますよね。
それで、会社とかで飲み会の幹事って、どんな人がやってますでしょうか?
必ずしも偉い人じゃないですよね?
自分の前にいた会社は、新卒社員が修行として飲み会幹事をする文化がありました(笑)
されど、幹事を甘く見るなかれ、『あの人が幹事の飲み会はメチャメチャ面白い!絶対参加する』という名幹事がいたりします。仕事はペーペーでもです(笑)
幹事は、決して、とびぬけた実績や、カリスマが無くてもできる仕事ですよね。
もちろん、ビジネスコミュニティについては、その種類によっては、最低限、参加者を惹きつける実績は必要かもしれませんが、運営力はむしろ、幹事気質の能力が大切だと思います。
雑務的なことは誰かに任せることも踏まえると、幹事、そしてコミュニティ運営で必要になるのは、参加者の皆さんが盛り上がることを全力でサポートすることです。
なので、メンバーを主役にして、盛り上がる場を創る、そんな幹事気質の本質を掴めば、あなたの素敵なコミュニティ形成ができるのではないでしょうか?
まとめ_コミュニティ運営者が持っていると良い適性
コミュニティの主役は運営者ではなく参加メンバーです。時に運営者が前に出ることも重要ですが、コミュニティの醍醐味は参加メンバーにスポットを当てることでしょう。
私が複数のコミュニティに参加して感じた、安定したコミュニティ運営者に共通する気質は、幹事気質であることです。
飲み会幹事は、参加者が盛り上がる場を創るために全力サポートします。これは、コミュニティ運営者にとって大切な適性です。
そして、幹事は経験が浅くても、参加者ファーストで考えることができればできます。必ずしもとびぬけた実績や、カリスマ性は必須ではありません。
幹事になったつもりで、大切なメンバーを盛り上げるコミュニティを創りたいですね(^_-)-☆
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