Zoomで講師をするポイント・Web勉強会の講師をして気付いたこと

雑記

先日、小さな挑戦をしました。それはZoomによるWeb勉強会の講師です。私がサポート講師として入っている物販ビジネスコミュニティでの話です。日々、いろいろな要望がありますが、先日、急遽Web懇親会を予定したものが、Web勉強会に変わりました。そこで、私が急遽講師として登壇することとなったのです。改めて『小さな挑戦が大きな資産になる』ことを感じました。

 

Zoomセミナーでは『質問』を活用しよう!

 

今回、改めて『小さな挑戦が大きな資産を生む』なぁと感じました。もともと松崎は研修講師をしてましたから、講師として立つのは、そんなに大きな挑戦じゃないかもしれません。ただ、Zoomでの講師は初めて!これは本当に勉強になりました。

基本的にはリアル研修の講師と大きく変わるわけではないですが、いくつかのコツがつかめました。一つは『積極的に質問をした方が良い』ということ。リアルセミナーだと、皆さん日常とは違った空間にいるから、そのこと自体が刺激になって、セミナーに集中しやすいですが、Webだと自宅、刺激が小さいんですね。刺激が小さいとどうなるか?眠くなったり、退屈になったり、集中力が落ちてきます。特に講師が一方的に話し続けるスタイルは危ないです。ソファーでテレビを見ている状態と何ら変わりません。最悪、寝落ちです(笑)

だから、刺激を変えて変化をつけていかないといけません。集中しにくくなりますから、そのために効果的なのが『講師が積極的に質問する』ということです。実際に参加している誰かにあてます『仕入れ先開拓で、どんなことに困ってますか?』とか。あてられた本人は当然、質問を振られた刺激と、実際にリアルタイムで頭を回転させなければならない状況になり、強力な刺激を受けます。

質問をされていない人も、『質問されるんだ!』という警戒感自体がちょうど良い刺激になりますし、五感でも、講師の話し声だけだったところから、質問に答えるほかの受講者の声が聞こえてくることで、声質の変化が大きな刺激になってきます。

また、実際に誰かをあてて質問しなくても、講師が全員向けに『問いかけ』をして、しばらく時間を置くのでも良いです。『今、皆さんが思いつく開拓方法を1つ、2つ考えてみてもらえますか? ・・・』とか、それだけで、場の空気が変わり、受講者は聞くモードから、考えるモードに切り替わり、そのことが大きな刺激となります。

Zoomで講師をするときは、『積極的に質問する』、これめっちゃ大事です!

 

Zoomでもグループワークはできる!『質問のためのワーク』のススメ

また、Zoomセミナーでも、小グループでのワークをやるのがお勧めです。特におすすめなワークは、『質問のためのワーク』です。つまり、『グループで質問内容を出し合ってみましょう』というものです。

セミナーで質問するのって勇気要りませんか?『なんか変なこと言って、話聞いてなかったと思われたらどうしよう・・・』とか『この質問、すでに説明してくれてたかもなぁ、でも気になるんだけど、聞くの怖いなぁ』とか(すべて自分の経験です)。

Zoomだと、なおさらハードル高いです。リアルセミナーだと講師との距離も未だ近いですが、Webだと遠く感じますし、なかなか質問するのに勇気がいります。だからこそ、それをワークに取り入れて、グループで気になるポイントを出し合ってもらうんです。

そうすると、グループからいくつも質問が出てきて、講師としても、理解度合いが分かりますし、補強すべきポイントや、本当に悩んでいるポイントなどをキャッチすることができ、セミナーの質を高めることに繋がります。

やり方は簡単で、まずワークテーマを決めます。お勧めは『ここまでの説明で、気づいたこと、気になること、さらに聞きたいことを、グループに分かれて話し合ってください』です。こうすることで、単純に学びのフィードバックを得られますし、質問も出しやすくなります。

十分にワークテーマについて説明したら、Zoomのブレイクアウトルーム(ブレイクアウトセッション)の機能を使って、メンバーを小グループに分けてしまいます。ブレイクアウトルーム機能は、Zoomで参加しているメンバーをそれぞれ、グループ分けして仮想の小部屋に入室させる機能です。自動でグループ分けすることもできますし、手動で分けることもできます。また、ブレイクアウトルームは制限時間を設けることもできるので、ワークの時間管理にも便利です。

ブレイクアウトルームでのワークが終わったら、元のメインセッションに戻って、各グループでどんな話があったか?質問などを拾って、答えていきます。こうすることで、普通に講師が『質問ありますか?』というよりも、数十倍ぐらいしっかりと質問が出てきます。そして、質問がしっかりと出てきて、そのことにしっかりと答えると、講師と受講者の距離感がぐっと縮まり、信頼関係が構築されますので、セミナーの価値が高くなっていきます。

 

まとめ Web勉強会の講師をして得られたもの

懇親会より勉強会がいいなぁ』これは、私がサポート講師として所属している物販コミュニティのチャットグループでの書き込みです。話の経緯としては、『最近うまく仕入れができていないので、仕入れ先の開拓をしたいからそうしたことを教えてほしい』『明日懇親会だけど、懇親会より仕入れ先開拓の懇親会をしてほしいなぁ』というものです。

正直に、とっさに感じたのは、『なんか嫌な感じだなぁ』ということです。何故なら、懇親会は明日、今から調整はなかなか難しいですね。そしてもう一つは、仕入れ先開拓のノウハウはちゃんとテキストにも丁寧に説明されてますし、塾長の個別指導でもサポートしています。

でも、感情はいったん置いておいて、何か主体的にできることはないか?って考えてみたんですね。それで塾長のハイボール飯島さんと相談したら、『勉強会やっちゃいましょう♪』ってなって(飯島塾長めっちゃ人格者!)、それで私の方から『卸先の開拓は私もやってますので、私が教えましょうか?』って伝えて、『是非、松崎さんお願いします!』ということで、急遽開催『卸仕入れ先開拓勉強会in Web』が開催されることになったのです。しかも急遽翌日。

そして、その講師体験で得られた知見が先ほどの2つ、Zoomでの『積極的な質問』と『グループワーク』のノウハウです。これ、これからZoomも使ってマーケティング、ビジネスをしていくうえで、メチャメチャ貴重な資産となる体験なんですよね。それが、ちょっと嫌な感情を我慢して、ちょっと勇気を出して手を挙げて挑戦するだけで手に入る。実のところ、最初に『懇親会より勉強会がいいなぁ』と言ってくれた受講生に感謝なんです。

小さな勇気で大きな資産』とても実践的な学びですので、ぜひお役立てください(^_-)-☆

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