研鑽を重ねつつ凄さを感じさせない凄さ【第7の習慣】

マーケティング

菅智晃さんと7つの習慣について解説のラストです!前回は第6の習慣『シナジーを創り出す』について、これまでの1~5の習慣の集大成として、また『誰かを喜ばせる』という純粋な気持ちを原動力にシナジーを創り出すことをお話ししました。

 

今回は、ラスト、第7の習慣です!

7つの習慣における第7の習慣は『刃を研ぐ』です。

端的にいうと、自分の能力を高め続けるということ。そしてそれは、『肉体』『精神』『知性』『社会・情緒』という人間の成長のための4つの主要な側面を研鑽し続けるということです。この4つの側面は、多くの自己啓発をはじめとした書籍などで、人間の総合的な成長のために必要な共通の側面としてあらわされているものです。

 

『武道』と『ビジネス』で自分を磨くことの共通点

まず、刃を研ぐということの基本について、武道を例に解説します。日本でも古来から似たことが言われます。私も空手をやっていましたが、武道の世界では、『心』『技』『体』を高めることが、総合的な成長、パフォーマンスの発揮に必須と言われています。

『心』は『精神』、いかなる時も心見だされることなく、また、モチベーションも含め心・精神が行動の原動力となるでしょう。

『技』は『知性』です。ここでいう知性は『ノウハウ』や『能力』をあらわします。武道であれば積み重なる鍛錬の中で、技術を磨くことが必須ですし、ビジネスでも同じくノウハウを実行することで、自身の能力を高めていくことが必要です。

『体』は『肉体』。当然武道であれば、体を使ったものですから、フィジカルを鍛えることは必須となります。どれだけ『心』と『技』を磨いても、強靭な肉体がなければそれらを活かすことはできません。これはあらゆることに言え、身体の健全性がなければ、行動に移すことさえできず、何一つ実現は難しいでしょう。

そして最後に武道では、当たり前の前提過ぎて改めて語られませんが、『心』『技』『体』を培うのは、師匠や共に研鑽する仲間を経てです。もっと言えば競技で応援する仲間もいます。それこそが、『社会・情緒』と言ってよいでしょう。武道は個人技のため、個人の研鑽に視点が行きますが、実際に空手を経験したきた人間として思い返すのは、師匠や先輩の教えをどれだけ活かせるか?仲間と共に助け合えるか?という点もパフォーマンスと成長には大きく影響をします。ビジネスはもっと顕著ですよね。本質はビジネスはお客さんの喜びがなければ成り立ちませんし、1人でできる経営には限界があります。社会課題の解決はとてつもない規模のビジネスを実現させるでしょう。

『精神(心)』『知性(技)』『肉体(体)』『社会・情緒』これらは、人間としての成功に欠かせない4側面です。

 

『刃を研ぐ』ことについての菅智晃さんの凄さ

この4つの側面、人の成功に不可欠な側面と言えますので、成功している経営者の方で、体現しているのはある意味当然と言えます。例にもれず、菅さんからも『刃を研ぐ』ということの片鱗を感じるところがあります。

一つは、マネジメントに関する研鑽です。菅さんはマーケッターとして様々な情報商材のWebマーケッティング手法を学ぶため、無数にメルマガやLINE登録し、集客・販売のプロセスについて学び続けてきました。そして、すでにマーケッターとして成功している今でも、中には数十万円の情報商材をテスト購入し、販売後のサービス提供からリピート化への流れ等、サービスの中に入らないとわからない内容まで入り込んで学び、研鑽を続けています。

また、現在、2020年春は日本でもコロナが猛威をふるい、小規模事業者はそれこそ事業の生き死にの瀬戸際に立たされる人も少なくはない状況です。そんな中で、菅さんは少しでも誰かの助けになるために、とZoomによる面談サポートを積極的に行い、マーケッターの視点でビジネスのコンサルテーションを行っています。そんな、幅広い業種の方との面談、サポートを通じて、社会的な貢献はもちろん、自身の専門性を深め、対応できる業種の幅を広げるなど、危機の中にあってなお、刃を研ぐということに繋げています。わたしはまさに、『刃を研ぎ続ける』という成功者の志向を感じました。

そしてそうした研鑽姿勢の先にある菅さんの『本当の凄さ』は、『研鑽していることを感じさせない』という点です。私は正直、菅さんほど自身の取り組みについて、謙虚な人をあまり知りません。自分だったら、『メチャメチャ努力しました!』ってすぐ言ってしまいます(笑)

ただ、これもただ謙虚ということではなく、意味があると私は思います。それは、人との関係づくりにおいて、相手との距離を縮めるために必要な姿勢なのだと私は思います。マーケッターにとって、実績や成功事例は当然に集客や信頼性において重要な要素であるため、成功していればいるほど、その権威性は増していきます。しかし、それによって、お客さんにとっては、ある種の近寄り難さが出てきてしまいます。端的にいうと『こんなすごい人にこんなこと聞いていいのかな?』という気後れ感です。

実のところ、このお客さんとの壁は、場合によってはビジネスにとって逆効果となってしまう場合があります。よく菅さんが例え話でされますが、『月収100万円以上とか、何億もの年商の成功者にアドバイスをもらうよりも、そこまで実績の高くない人から、月10万円かせぐ方法!を聞く方が人気がある』という事実があります。

これは或るビジネススクールを経営していた時の菅さんの話で、だれもが認めるカリスマ経営者よりも、月10万円稼ぐ実績を持っているスクールの受付の男の子のほうが、スクール生から相談が殺到したという実話です。

私も菅さんに面談をしていただいたことや、懇親会でお会いしたことが何度もありますが、本当に距離感を感じさせない人柄で、すぐに人を楽しませる会話に惹き込んでくださいます。これは、菅さんの『必要以上に自分の凄さを見せない』という、姿勢も一役買っているものと私は思います。そしてそれはなかなか多くの方が真似のできない凄さだと思います。すなわち、『凄さを見せない、凄さ』ですね(^^)

 

菅さんと『刃を研ぐ』ことのまとめ

成功する経営者である以上、『精神(心)』『知性(技)』『肉体(体)』『社会・情緒』これらの研鑽は必要不可欠な、磨き続ける要素です。そして、菅さんは間違いなくこの4つの側面について人一倍磨き続けてきているマーケッターだと思います。

ただ、それだけではなくて、そうした凄さをあまり見せない、『凄さを見せない、凄さ』が菅さんの本当の持ち味だと私は感じています。

 

『7つの習慣を体現する菅智晃さん』のまとめ

これまで、7回に渡り『7つの習慣』について『菅智晃』さんのことをテーマに解説を進めてきました。ビジネス、そしてマーケティングにおいても『7つの習慣』はその基盤となる原則であると私は思います。

実際、菅さんをはじめ、成功している経営者の方は、何らかの形でこの『7つの習慣』を体現しています。是非、いま一度改めて『7つの習慣』について目を向けてみてはいかがでしょうか?私も日々『7つの習慣』の体現にチャレンジし続けます!!!(^_-)-☆

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