プル戦略とプッシュ戦略について

情報発信について、プル戦略とプッシュ戦略を理解すると、自身が今、どの打ち手を準備するべきかが明確になってきますので、今回はこのプル戦略とプッシュ戦略についてお話していきます。

 

相手を引き込むプル戦略(Pull戦略)

売り手から見て、見込み顧客がみずから売り手に歩み寄るのがプル戦略です。その名の通り、お客さんが売り手に自然に引き込まれていく(Pull)という意味合いです。

情報発信におけるプル戦略の代表例が、ブログ情報発信です。検索エンジンを通じて、見込み顧客が自らブログに足を運びます。YouTubeやポッドキャストなどの、動画・音声媒体による情報発信も、検索によりその番組に見込み顧客が自ら足を運ぶという点で同じくプル戦略の情報発信と言えます。

 

相手に直接アプローチするプッシュ戦略(Push戦略)

売り手から見て、見込み顧客に直接、売り込みなどのアプローチを行い、購買行動に結び付けるのがプッシュ戦略です。お客さんに自分の商品・サービスなどをプッシュするので、プッシュ(Push)戦略ですね。
※画像は架空のイメージで他意はありません(笑)

情報発信におけるプッシュ戦略の代表例が、メルマガ情報発信です。ブログなどを通じて、売り手側のメールマガジンに登録してもらい(ここまで、プル戦略)、そうして集まった見込み顧客の方に、直接メールを通じて商品・サービスの販売を行うのがオーソドックスですね。メールマガジン以外には、LINE公式による情報発信も同様です。

もちろん、販売することだけがプッシュ戦略ではなく、メルマガ登録に集まってくれた見込み顧客の方に、メルマガを通じて有益な情報を提供したり、提供する商品・サービスに合った価値観を醸成する情報を提供する(教育する)ことも、プッシュ戦略の中で行われます。

情報発信プロセスの中で大切なことは、基本的に販売アプローチはプッシュ戦略の中で行われるということです。

特に、情報過多な現代のネット環境においては、プル戦略で、先にお客さんに有益情報や相性の良い情報を発信して、売り手側に引き寄せ、メルマガなどのプッシュ戦略で、教育・共感を得たうえで、商品・サービスを販売する、という手法が主流になってきていると思います。

つまり、プル戦略とプッシュ戦略のどちらが優れてるということではなく、プルを使いこなすタイミングとプッシュを使いこなすタイミングがあり、どちらも活用することがWebマーケティングでは重要なこととなります。

 

プルとプッシュを融合させた戦略

上記のプル・プッシュの両方になりえる戦略が、SNSによる集客だと松崎は考えます。TwitterやFacebookでつぶやいたり記事を書いて、そこに人を誘導することはプル戦略とも取れます。一方で、基本的にフォロワーだったり友達といった、特定のつながりを持つことを目的としているSNSの性質上、特別な見込み顧客の人に向けて、プッシュ型のアプローチをかけることもできるでしょう。

SNSを通じて、売り手のブログやYoutube、NOTEといったプル型媒体、或いは、メルマガ、LINE公式といったようなプッシュ型媒体に誘導することは、Webマーケティングにおいて非常に効果的な方法になってきていると感じます。

 

まとめ_プル戦略とプッシュ戦略について

ブログやYouTubeなどのプル戦略でお客さんを引き寄せて集客し、メルマガやLINE公式などのプッシュ戦略でお客さんに教育・共感アプローチと、販売アプローチをかけていくことが、プル・プッシュ戦略の王道だと思います。

また、そこにSNSを利用して、時にプル的な、そして時にプッシュ的な集客をかけていくことで、王道のプル・プッシュ戦略をさらに効果的に回していくことができるでしょう。

プル、プッシュ戦略とその融合戦略、しっかりと使いこなしていきましょう(^_-)-☆