6つの内的価値をどう活かすか?

マーチャントクラブ

昨日、私が所属している経営者のコミュニティ『マーチャントクラブ』で、メンバーが主催する勉強会がありました!講師として、自己分析の専門家であり、店舗売上アップコンサルタントの『設楽和久』さんが登壇され、『収益アップに直結する自己分析法』についてレクチャーをいただきました。

設楽和久さんは自己分析コーチングの専門家であり、副業主婦からフリーランス、店舗経営者の方まで広くコーチング・コンサルティングを行い、人の才能の開花、経営戦略のサポートをして活躍されてます。

ご自身も才能や情熱、やりたいことなどに迷い、苦悩した時期があり、その経験を経て、いろいろな自己分析法に巡り合い、そのことを活かしてビジネスを行っています。今回の勉強会のベースとなる『ウェルスダイナミクス』もその一つです。

ご自身がやりたいこと、才能が分からず苦しんだからこそ、『ひとり1人がやりたいことができる世の中にしたい!』という強い情熱をもって、クライアントのサポートを行っている、私が尊敬する経営者の方です♪

前回前々回と、勉強会で学んだ『6つの内的価値』についてお話ししました。

今回は引き続き、6つの内的価値の活かし方についてお伝えしたいと思います。

※この内容は、設楽さんから教えて頂いた内容をもとに、私がNLP心理学と共に、過去から学んでいたウェルスダイナミクスに関する内容や経験を以ってお伝えしています。

 

内的価値の見出し方

まず、6つの内的価値は下記の質問を自身に問いかけることで、見つけていきます。自身に質問して、その答えを書いてみましょう。

 

1.情熱

情熱は生まれながらにして備わっている、あなたが情熱を感じることです。

・お金をもらわなくてもやり続けたいことは何か?
・夢中になれることは何か?
・はまったことは何か?
・好きなことは?

・話を振られるとついつい語ってしまうことは?

 

2.才能

・人より努力しなくても人より上手にできることは?
・できて当たり前だと思っていることは?
・考えなくても上手にこなせることは?

 

上記の情熱と才能は生まれ以って備わっているコアバリューと呼ばれるものですので、できるだけ幼少期の事も思い出しながら見つけていくのが良いでしょう。『子どものころから絵を描くのが好きで、時間を忘れて没頭できてしまう!』とか。

 

3.知識

あなたがこれまでの人生経験の中で得られた価値ある知識の事です。

・人がお金を払ってでもあなたから得たいと思う知識は?
・専門家としての知識(1万時間を投資)は?
・他人に還元できるあなたの価値は?
・あなたの経験は?

 

4.人脈

あなたがこれまでの人生で出会った人との関係性です。

・あなたが『お願い』と言ったら動いてくれる人は?
・自分より知識・経験があると思っている人は?
・他の人にとっても役に立つと思える人は?

 

知識と人脈はミッドバリューと呼ばれる、あなたが学校や社会に出て身に着けた価値です。これまでの人生経験を通じて得られたことを思い返してみると良いでしょう。

 

5.人格

あなたが社会生活で確立してきた人となりで、あなたという人間の評判です。

・人からの評価/評判は?
・他人があなたを褒める時、何と言われるか?
・自分の長所は?

 

6.目的

あなたがビジネスにおいて大切にしている価値観であり、ゴールです。

・人生の目的は?
・貢献したい対象は?
・あなたが有り余るお金を持っていたら、還元したいと思う対象は?
  ※自己の欲求を満足させることではなく

・日々行っていることの目的は?
・自分を前に進ませているものは何か?

 

人格と目的はキーバリューと呼ばれる、あなたがビジネスにおいて大事にしている価値観であり、あなたが目指す未来でもあります。常日頃どのように人から評価されている点と合わせ、あなたが思い描く未来をイメージしてみましょう。

 

内的価値を見える化して分析する

6つの内的価値がある程度言語化できたら、次にそれをそれぞれ1~10のスコアで数値化していきます。基本的にはフィーリングで良いと思いますが、単純に今のビジネスでその価値が足りているかそうでないかの度合いで判断すると良いでしょう。

そうして、スコア化したら、以下の観点で分析して活用していきましょう。

 

1.情熱をベースに組み立てる

設楽さんは『やりたくないことは続かない』とおっしゃいます。これはまさにその通りで、自分の経験でも事業を長く続けている人は全く同じ価値観の方が多いです。自らビジネスを運営し続けることは、時に苦難もあります。お金をもらっていなくてもやりたくなる、そんな湧き出る情熱こそが、続けるエンジンとなるでしょう。

なにより、続けられないことを業とするのは、ある意味でお客さんを裏切ることでもあります。しっかりと自分が情熱を注げるものを事業としていきましょう。

 

2.足りないものを補う

この6つの内的価値の重大な特徴は、6つすべてが活かされる必要があるということです。

他の全てが良いスコアだったとしても、情熱が低ければ、ビジネスが続きません

また、人格や目的が備わっていなければ、同様の事業者がいたときにお客さんはそちらに流れていってしまうでしょう。

スコアが低いところを重点的に補うよう取り組みましょう!

情熱のスコアが低い場合は、高い情熱を注げる仕事を起こすかそうした仕事に就くのが良いでしょう。

才能のスコアが低い場合はビジネスの中でも、自身の才能が活かせる業務に特化することを考えていった方が良いでしょう。

知識のスコアが低い場合は、自分の身に着けてきた知識が役に立つ業務に集中するか、新たに知識・ノウハウを身に着けた方が良いかもしれません。

人脈のスコアが低い場合は、人脈を築けるコミュニティに参加したり、仕事の中での人脈作りを意識するのも良いかもしれません

人格のスコアが低い場合は、自分の評判を高める取り組みをした方が良いかもしれませんし、或いはすでにある自分の性格的な長所が際立つ仕事に集中するのも良いでしょう。

目的のスコアが低い場合は、一度立ち止まって、自身の創りたい未来を改めて見つめなおした方が良いかもしれませんし、自分が思い描く目的に通じる働き方をした方が良いかもしれません。

ポイントは、自分が低いと感じる内的価値を高めるための取り組みを決めることです。6つの内的価値がバランス良く保たれていれば、継続的なビジネスが可能になりますし、お客様からも選ばれ続ける価値を生みだせるでしょう。

なお、自分自身が内的価値の分析をやってみて、顕在化した課題は『目的』が乏しいということでした。『根本的にどうなんだ!』という感じです(笑)

ただ、補足すると、『今まで自分がやってきた物販ビジネスについて』の目的意識です。好きなビジネスですし、このビジネスのおかげで本当に素晴らしい師匠や仲間と出会えました(人脈)し、またビジネスの基礎的なノウハウもつきました(知識)。非常に価値ある経験です。

なので、このまま物販ビジネスだけを続けていくのではなく、次に着手するビジネスについては、この『目的』をしっかりと意識して組み込んでいくつもりです(*^-^*)

 

まとめ_内的価値の活かし方

内的価値は、自ら6つの価値に関する質問を問いかけ、言語化していきましょう。そのうえで、内的価値をスコア化することで、自身が継続的にビジネスをしていく上での課題が浮き彫りになります。

内的価値の内、情熱・才能というあなたのコアバリューが活かせるビジネスをしていきましょう。また、内的価値の特徴は6つのすべてがバランスよく必要であるということです。なので、欠けている価値を補うことがそのカギです。あなたの内的価値の中でスコアが低い要素について、高めるよう取り組んでいきましょう。

6つの内的価値は、あなたのビジネスの土台になります。しっかりここを固めて、継続的でお客さんに選ばれる事業を構築していきましょう(^_-)-☆

 

 

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