コミュニティでルールを決めること

マーケティング

自身でビジネスを持って事業をやっていくなら、何かしらのビジネスコミュニティに入った方が良いです。これは以前の記事にも書きましたが、ビジネスコミュニティで学ぶことは副業でも独立でも、自身で稼ぐ力をつけるのに、大きく近道になります。

ビジネスコミュニティは人の命を救う?

そんなビジネスコミュニティも、成果を出せるかどうかはあなたのマインドや振る舞い次第となります。

ビジネスコミュニティで成果を出す人、そうでない人

私がサポート講師として参加している物販コミュニティが日々進化していき、効果的なルールと運用を考えるようになってきました。今回はコミュニティ運営の視点でみた、ビジネスコミュニティの『ルール』についてお話しします。

 

コミュニティにルールができる経緯

事の発端は、私が参加している物販コミュニティで、あるメンバーから『高いお金を払っているのに、放っておかれている感がある』と、メンバーが参加するチャットグループに書き込みがあったことです。

おっしゃる指摘は、コミュニティの活性化には必要なことですし、ありがたいフィードバックと言えるでしょう。一方、話を聞いていくと、どうもチャットグループが盛り上がらず、投稿が少ないことについて、運営側の対応不足であるという趣旨のよう。

確かに、講師陣もチャットの盛り上げは十分ではなかったかもしれませんので、そこから盛り上げるように、いろいろとカンフル剤を投与していき、良い方向に進んでいったので、とても良い結果となりました。

一方で、今回、コミュニティには一つ追加でルールができることとなりました。

『チャットグループは参加メンバーの自主的なコミュニケーションの場とする』

というもの(おそらく次回のスクール生募集から明記)。

これは、もちろん賛否ある考え方かもしれませんが、チャットグループが盛り上がることは非常に良いことなのですが、運営側として、チャットグループが盛り上がることは副次的なことで、目的はやっぱり、それぞれのメンバーが稼げるようになることなんですよね。だから、チャットを盛り上げることが運営側の責任、となるのは本質ではないのです。

もちろん、チャットグループの活性化は運営としても継続して力を入れていくものですが、そこに一方的な責任を負うということは避けたいわけです。だから『チャットグループは参加メンバーの自主的なコミュニケーションの場とする』と言うことを明言しておくんですね。

一例ではありますが、コミュニティのルールって、こうした参加者の方のウォンツと運営側の目的の折り合いをつける中で出来上がっていきます

 

コミュニティのルールから意図を探る

コミュニティ運営側は、こうしたお客さんのウォンツと、運営側の目的を踏まえて、適切なコミュニティの枠組みを作ることを意識して、ルール化していくことが良いと思います。

一方、コミュニティに参加する側は、一度こうしたルールを確認してみて、コミュニティ運営が持っている意図を探り、そのことを配慮して行動してみると、運営側から重宝される存在になれると思います。

例えば、先ほどのチャットグループの位置づけですが、運営側としては、チャットグループは参加者の自主的な行動がとてもありがたいわけです。こうした運営側のニーズが明確に見えるということは、それだけ大切にしている価値観ということ。だからこそ、チャットグループで毎日挨拶するとか、実践したことを報告するとか、チャットグループが盛り上がることに自主的に寄与されたら、運営側としてはもう愛を感じざるを得ないです。

間違いなく、引き上げられる存在となるでしょう。

コミュニティでは、ノウハウを得ることも大切ですが、経営者として人間関係を創ることは、ノウハウを上回る将来的な資産になると、私は思っています。良い意味で、コミュニティという場を活用して、繋がりたい人としっかり繋がってやろう!というぐらいの姿勢は良い成果を生むことでしょう。

 

まとめ_コミュニティとルール

コミュニティのルールは、参加者のウォンツと、運営側の目的の折り合いをつけるために、その進歩として確立されて行きます。コミュニティ運営者は上手に参加者のウォンツを満たし、適切な運用ができる体制を作るために、ルールを確立していくのが良いでしょう。

また、コミュニティに参加する側の場合は、コミュニティのルールを見て、そこから運営側のウォンツを探り、そのウォンツを満たす行動をするとよいでしょう。運営側も人間、ウォンツを満たしてくれるメンバーを引き上げたくなるものです。

経営者である以上、学びの場もビジネスの実践の場。しっかりと人間関係という資産を構築していきたいですね(^_-)-☆

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